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HDD修復の手順

ある日突然、パソコンが動かなくなった・・・。

今まで作ってた書類を見ることが出来ない・・・。

顧客の連絡先がわからない・・・。

このようなとき、一番困るのはデータが見れなくなる、またはデータの消失です。

とりわけ、パソコンなしでは業務できない状況でのHDD(ハードディスクドライブ)の故障は致命的です。

バックアップをとっていなければ、そのパソコンのHDDを修復するしか手だてがありません。

ただ、一言でHDDの故障といっても、その程度によって対応は異なります。

慌てないでおちついて対処すれば必ず良い解決方法が見つりますよ。

ただし、専門的な内容になるのであくまで自己責任で行っていただくことになります。

前提条件として、作業を行うには故障となっているパソコンとは別にもう一台が必要です。

パソコンが起動しない場合のHDD修復の手順

1. パソコンからHDD(ハードディスクドライブ)を取り外す。

 取り外す方法は購入時のマニュアルを参照。
 HDDは、ほんの少しの衝撃でも壊れたり、ダメージを受ける可能性があるので取り扱いには十分気をつける。
 特に電子機器は静電気に弱いもの。パチッと静電気が飛べばそれで部品はオジャンになってしまいます。
 冬場は静電気が発生しやすいので、リストバンドを使うなど細心の注意が必要です。

2. 取り外したHDDを外付けUSBドライブに取り付ける。

3. 外付けHDDドライブを別のパソコンに接続する。

4. そのパソコンを起動して、外付けHDDドライブにアクセスする。

 上の4.で起動パソコンから外付けHDDが認識されていればひとまず安心。

5.最後は、 必要なデータ、ファイルを起動しているパソコンのハードディスクやUSBメモリなどにコピーして退避する。

ここで退避できるのはデータだけ。故障しているHDDにインストールしていたソフトウェアは諦めてください。他のパソコンに移すことはできないのです。

注意点

データが確実に退避できたら、起動しなくなったパソコンに入っていたHDDの状況を確認しておきましょう。Windows使用者なら、「すべてのプログラム->アクセサリ->システムツール->ディスクデフラグツール」でデフラグツールを実行すれば、破壊されているか否かが調査できます。特に問題がなさそうで、そのHDDが再度利用できそうなら再びパソコンに元に戻します。

しかしながら、データ領域に損傷を受けているなど(傷が入ってしまい物理的にダメになっている場合があります)継続使用が無理そうなら、新しいものと交換します。

ただ、一応はメーカーや専門業者にチェックを依頼した方が良いでしょう。

※メーカー修理に出すと所有者に確認もなくHDDを初期化されてしまいます。大切なデータを失うことになるのでくれぐれもご注意ください。

結局自己防衛が必要。失っては困るデータはこまめにバックアップをとっておく事が一番の解決策となるのです。

あと、壊れたHDDでも専門の業者ならデータ復旧が可能な場合もあります。

でも割と高いです。故障の程度にもよるのですが、5万、10万円はかかると覚悟して業者から見積もりを取ってから依頼したほうが良いと思います。

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